令和3年に障害者差別解消法が改正され、本年令和6年4月1日から企業及び事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されました。合理的配慮の義務化に伴い、ジットグループでは継続した障がい者雇用と相互に働きやすい環境整備のため、南アルプス市自立支援協議会の権利擁護部会と連携し、この度ジットグループ全体を対象とした研修会を実施しました。

　　 　     
企業と南アルプス市の自立支援協議会が合同で研修を実施するのは初めての取り組みでしたが権利擁護部会の方々に協力していただき実施することができました。当日はジットグループから「工場」「セレモニー」「保育園」「児童発達支援」「人事総務」「たいよう」また今回は障がい当事者の方にも参加してもらい、各事業から計１６人の従業員に参加をしてもらいました。

　　　　　　
現在たいようでは１０５名、ジットグループ全体では１１５名の障がい者雇用をしていますが、働く環境と、一緒に働く従業員の学びがなければ雇用の継続は困難になります。今回の研修で合理的配慮はどんなものがあるか、虐待防止に取り組むためにどんなことが該当するのかなど、部会員の方々に講義をしてもらいながら理解を深めることができました。普段の関わりの中で自然と配慮できている面も見られましたが、反対に普段の何気ない対応が相手にとってはマイナスのなる面もあるのではないかと、自分自身の行動、言動を見直す機会にもなりました。

これからたいようの社屋完成に伴う新事業を通して更に働く環境を広げていきます。職員、メンバー関係なく、お互いに会話を通して一緒に働くことのできる環境整備に取り組んでいきます。
今回の開催にあたり協力していただいた、南アルプス市自立支援協議会権利擁護部会の皆様には本当に感謝いたします。貴重な機会をありがとうございました。

7月にスポルト南アルプス店にて、去年から始めた、年に1回のたいよう主催のボウリング大会を開催しました。
今回も、メンバーはもちろんですが、メンバーのご家族やジットグループの従業員も参加し、総勢87名で開催することができました。

開催するにあたり、ボウリング場を貸し切りで準備していただいた、スポルト南アルプス店様、またボウリング協会尾形様に感謝いたします。

当日は石坂理事長のあいさつと、始球式からスタート。
有言実行のストライク！！さすがの投球に皆さん盛り上がっていました。

ゲーム中はみんな集中しながら全力でボウリングをプレーしていました。
プレーの間には、メンバー同士のハイタッチや笑顔を見ることができ、私自身とてもうれしく思いました。
普段仕事中に見せる違う表情を見ることができ、このレクリエーションをやってよかったと改めて感じました。

2ゲーム実施をして最後には表彰と、メンバーとご家族から感想をもらい、無事終了することができました。

レクリエーションは、年間通して多く開催ができていませんが、日頃の頑張りを少しでもメンバーにお返しできればと考えています。
今後も仕事を通してやりがいを提供することはもちろんですが、仕事以外のイベントも開催し、来て良かったと思ってもらえる
事業所作りに取り組んでいきます。

一緒に働くメンバー、職員を募集しています。
気になる方はぜひ見学にお越しください。

 

6月12日、NPO法人ジット会社屋建設工事に伴う地鎮祭が執り行われました。
この度、昭和建設工業株式会社とご縁があり、社屋建設を依頼することとなりました。

私たちの事業所「たいよう」は現在１０７名のメンバーが利用しています。
ジット株式会社内にて活動をしていますが、休憩室やトイレなど、人数増加に伴い手狭になってきています。
今回一緒に働くメンバーに通所しやすい環境整備をしたい、また新しい仕事を創造したいとの考えから社屋建設を決定しました。

今回地鎮祭を執り行い、いよいよ建設がスタートしていきます。
７月に着工し、来年2025年2月に完成予定になっています。

新しい社屋では屋上農園で野菜をつくり、社屋2階では飲食店をオープンする予定です。
仕事の種類を増やすことで、メンバーが自分がやりたい仕事を選択できる環境をつくり、仕事を通した生きがい、やりがいを提供します。

地域に必要な事業所を目指し、今後も私たちは活動をしていきます。

2024年4月1日、ジットグループの入社式が執り行われました。

今年度はたいようには4名のメンバーが入社してくれました。支援学校からは3名のメンバーを迎えることとなりました。
就労継続支援A型1名、就労継続支援B型1名、就労移行支援2名のメンバーが加わり、たいようのメンバーは104名
グループ全体では111名の方々が活躍してくれています。

毎年入社式に参加をしていますが、メンバーの堂々とした振る舞い、大きな声での決意表明にいつもパワーをもらいます。
元気な素直な気持ちでスタートを切ることができました。

今年度は新しい取り組みとして、会社に来れなくても作業が提供できるようにリモートワークでの就労をスタートしました。
これからも私たちは、仕事の幅を広げてメンバーの働く選択肢が増やせるよう取り組んでいきます。

一緒に仕事を通して成長していきましょう！

先日、親会社であり、一緒に働かせていただいているジット株式会社で「もにす認定交付式」が行われ、山梨労働局から認定書が交付されました。
 
「もにす認定企業」は障害者の雇用に積極的な企業を国が認定するもので、障害者と企業が明るい未来や社会の実現へ「ともにすすむ」という意味が込められています。

ジットでは全従業員の3％以上となる障害者を雇用しており、そのうち半数以上が勤続年数10年を超え、支援員を配置し常に相談できる体制を整えていることなどが評価されました。
このもにす認定制度は、令和２年４月からスタートしており、令和５年６月３０日現在、全国で３０７社が認定を受けており、今回ジットは山梨県内で2社目の認定になります。

現在わたしたち、たいようでは１００名のメンバーが登録してくれ、ジットグループ全体で１０８名の障がい者が一緒に働いてくれています。

今後もたくさんの障がいを持たれた方々が働きやすい環境を整備することが私たちの役割になります。
また来年1月からは、「児童発達支援事業」をスタートし、発達に課題を持つ6歳以下の子どもたちの支援にも取り組んでいく予定です。

これからもジットグループ全体で障がい者雇用に積極的に取り組み、地域に必要とされる事業所になるよう一致団結して取り組んでいます。

現在たいようの職員、メンバー大募集中です！

興味のある方はぜひ見学にいらしてください^^

5月18日、ジット甲府プラザにて山梨県ニュービジネス協議会創立10周年祝賀会が開催されました。今回、10周年記念の中で、新規事業を応募し、山梨ニュービジネス大賞を決める審査の中で
私たちジット会たいようも応募し、今回山梨ニュービジネス社会貢献賞を受賞させていただくことができました。大変光栄な賞を頂きとてもうれしく思います。

今回申請した事業内容は「たいよう新社屋建設における地域交流拠点の整備」になります。
現在90名のメンバーが通っていますが、今後100人～150人になっていく中、新しい仕事を提供してより生きがい、やりがいを提供したい念いから社屋建設に向けて進めています。
新社屋では、販売店、飲食店、屋上農園、高齢者サロン、ひきこもりセンターを開設予定です。
私たちは、これからも一緒に働くメンバー、職員みんながやりがいを持って仕事に来れる環境整備、また事業を通して地域貢献に繋げるよう、日々取り組んでいきます。